クモの糸繊維、クモノスは脱石油
2020/05/16
NASAを超えた研究が日本の山形で成功していた!!
これは、もしかしたら産業革命以来の研究開発かもしれません
それは画期的な、かつてなかった「クモの糸繊維」の研究です
それは山形のベンチャー企業が開発しました
そんな素晴らしい研究であっても、日本で知る人が少ないのには驚きですね
このベンチャー企業が量産化に成功したクモの糸繊維の名称は
「QMONOS」というもので「クモノス」と発音します
鋼鉄より強く、ナイロンのようにしなやか、そんな不思議な繊維なのです
何十年も前から世界中で研究されてきましたが「Spiber(スパイバー)株式会社」
それをみごとにこのベンチャー企業「Spiber(スパイバー)株式会社」が
実用化にこぎつけました
タンパク質を原料にし、脱石油が見込まれる新素材のようです
そして、世界初という人工合成クモ糸の量産化技術の開発に成功しました
今、世界は大量生産、大量消費の時代は終わろうとしています
必要な量を必要なだけ、継続して作る時代と変貌しているのです
驚く事に蜘蛛の糸というのは、鉄鋼、炭素繊維よりも軽く、耐熱性が高い
しかも、朽ちるのには、ものすごい量のエネルギーを要とするのですから
強いのも当たり前です
確かに、森の中や樹々の中で顔や身体にひっかっかってくる蜘蛛の糸は
おそろしいほどの存在感ですよね
そんな蜘蛛の糸に対し、世界中が実用化に向け研究してきたのです
石油を必要としない夢のような繊維が「QMONOS」なんですね
アウトウエア「ムーンパーカー」も世界初の新技術で作られています
世界中が研究している中で
クモの糸繊維「QMONOS」に成功したベンチャー企業とはいうと
研究を始めた当初は、まだ学生だった二人の若者でした
この繊維は、米国NASAや米軍も長年研究開発していたのです
しかしそれは、高度な技術を必要とされ、長年、量産には至らないままでした
石油に依存しないタンパク質でつくられるのですから、地球規模で朗報ですね
しかも、半永久的に量産することができるのです
さらに、期待されるのは、この自然素材は工業生産の分野にも革命をもたらす
のではないかと、期待されています
地道な実験を繰り返し、繰り返し行って、素晴らしい結果を出しました
ほんとうに頭が下がる思いですね
さらに研究が進んで、この「QMONOS」というクモの糸繊維は地球の環境を
改善してくれるのではないでしょうか