「ユーグレナ」は食糧不足、燃料不足の救世主
2020/05/16
地球上に人口が増えて食糧難になると言われていますが
果たして本当でしょうか?
現に、発展途上国では食料は不足しているとして、日本や先進国はどうでしょう?
余っていると思いますよね
日本においては3割以上は廃棄されています(3~4割しか自給率が無いと言われていますが)
食料が不足するなんて、日本人は考えに及びませんね
しかしながら、地球規模で考えたら、途上国はそうではありません、栄養不足は深刻です
そこで、発展余剰国の栄養不足、営養失調を救えるのではないかと注目されている食物が
あります
それは食物でもあり、動物でもあるという、不思議なモノ
名前は「ユーグレナ」と言います
ユーグレナは豊富な栄養素が含まれています、その栄養素は60あまり
野菜に多く含まれるビタミン、ミネラルなどの成分があるかと思えば
魚に含まれるDHA、EPAという不飽和脂肪酸も含まれているという優れものなのです
このユーグレナには栄養の吸収を妨げる細胞壁がないことから、栄養素の90%以上を
体内に吸収されるのです、この価値は見逃せませんね!
ところが、人間にとって、この素晴らしい栄養素を持つユーグレナは
さらに、優れた機能も持ち合わせている種類のユーグレナもあるのです
それは、バイオエネルギーとしての特徴、つまり、「燃料」ということです
すでに、バスやトラックの燃料だけでなく、ジェット燃料としても開発されています
まだまだ、燃料として普及するには時間がかかりそうですが、近い将来に実現しそうです
では、ユーグレナの正体とはいったい何なのか?
その正体は「藻」の一種のようですよ
ユーグレナは世界中の科学者がその可能性に期待して研究してきたようです
しかし、その培養はとても困難なものだったようです
日本においては、東大の科学者によって、石垣島の培養プールで大量栽培に成功しました
このユーグレナは、食糧問題、エネルギー問題を解決に導く夢のような存在です
これから、研究がもっと進んで大量に生産ができれば、もっと耳にすることでしょうし
我々の食もエネルギーとしての役割も、もっと、身近なものになるはずです
人間だけでなく、地球も救ってくれそうなこの「ユーグレナ」に期待しましょう!!
これから、続々と研究開発され、世に出てくるのが楽しみな存在ですね