リーキーガット症候群は腸が原因
2020/05/16
現代医療の世界では、テクノロジーが著しく発達してきました
でも、残念な事に、癌、認知症、自己免疫疾患、生活習慣病、精神疾患、アレ
ルギー、発達障害等に見られる「慢性病」は、増加する一方のようです
医療は発達しているはずなのに、なぜ、慢性病は減らないで
増え続けるのでしょうか?
今、明らかになっているのは慢性病は慢性炎症の結果、起きるということです
身体全体のあらゆる部分で慢性炎症を起こしている現象は「腸の透過性亢進」
によるものとされています
そして、その慢性病の大きな原因となっているのは「リーキーガット症候群」
(腸管壁浸漏症候群)と言われています
つまりLeaky Gut Syndrome Leaky(漏出) Gut(胃) Syndrome(症候群)
日本においては、聞きなれない言葉ですが、アメリカではよく知られています
意味は「漏れる腸」というもの、気味の悪い表現ではありますが、現代日本人は
症状が多少違うとしても、70%の人がこの症状があると言われています
それなのに、日本の医師の間では、まだよく解明されていない分野なのです
なぜなら、信ぴょう性に乏しいという見解も、まだあるからです
その症状は、いわゆる多くの慢性病の原因になっている「腸」の病気と言えます
身体はその全てが繋がっています、肉体も精神もです、それらの中核となる器官
が最近、よく言われている「腸」なんですね
最近、盛んに言われているのは、「腸」が良好な状態であれば
身体全体が健康であるということです
何かの原因で腸の壁に傷がついたとしたら、未消化の食物の粒子が腸から体内に
漏れ出て、様々な症状や病気となる原因になるのではないかと言われていますが
まだ、決定には至っていません
原因とされるものには、刺激物、食品添加物、ホルモン剤、農薬、白砂糖という
いわゆる、身体によくないものとされる食品や不摂生な生活が引き起こすとされ
ています
症状も多岐にわたります、先に挙げたものの他に
化学物質過敏賞、自律神経失調症、喘息、アトピー性皮膚炎、胃潰瘍、痛風など
といった症状でキリがなく挙げられます
症状改善には当然、お分かりになるように、正しい食事、オーガニック食品、規
則正しい生活しかありません
現代においてテクノロジーが発達したとしても、人間本来の食事
生活をしなくなったのですから、慢性病は増えるのがあたりまえ
の現象です
具合が悪いと言う前に自分の身体は自分で守るのだと思い、食事と生活をもう一
度見直してみてください